~改築から改修へ~
「耐用年数評価」を活用した学校施設長寿命化計画
事業目的
埼玉県坂戸市が所有する学校施設(小・中学校等)の約7割は築40年以上となっており、施設の改修や修繕が喫緊の課題となっていた。
また、少子化による需要の変化や財政状況を踏まえ、効率的な施設管理が求められていた。そのため、坂戸市が2022年度に実施した『耐用年数評価』の結果を活用し、学校施設の目標使用年数を現行の約80年から100年超に延ばすことで、ライフサイクルコストのさらなる削減と年度別必要経費の平準化を図る『超長寿命化計画』を策定することを目的とした。
概要
業務名 | 坂戸市学校施設長寿命化計画策定(更新)業務委託 | |
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施行者 | 埼玉県坂戸市 | |
業務対象施設 | 坂戸市が所有・管理する学校施設全18校(小学校11校、中学校6校、小中一貫教育校1校) | |
事業期間 | 2023年8月~2024年6月 |
当社が実施した具体的な取組み内容
当社が具体的に支援したコンサルティング内容
計画準備 | 構造躯体調査(耐用年数評価)の結果や資料収集等 | |
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学校施設の 現状把握 |
改修コスト、付帯的な事象や社会情勢の検証 | |
現計画の 見直し |
・構造躯体の健全度の見直し ・改修サイクルの見直し ・整備水準の見直し ・単価設定等の見直し |
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学校施設の長寿命化計画の更新 |
・整備方針の見直し ・目標使用年数を100年超へ延伸する長寿命化の実施計画 ・継続的運用方針 |
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庁内検討会議の運営支援等 |
・資料作成 ・会議への出席 ・説明 |