地元勉強会支援
災害時の多様な水源確保に向けた検討
墨田区京島は昔ながらの長屋や路地が残っている木造密集地域であり、東京都による「地域危険度」において、火災危険度や建物倒壊危険度が上位10位内に入っている。昭和56年に設立された「京島地区まちづくり協議会」では住民を主体とした防災まちづくりが行われ、燃え広がらないまちに向けた取り組みが行われてきた。
そんな中、協議会委員より災害時の多様な水源確保のため、防災井戸整備に向けた検討について提案があり、平成28年度に「水活用勉強会」を立上げ地区内に必要な水源の検討や防災井戸事例の見学会などを実施した。
平成29年度は「水活用勉強会」で検討してきた「災害時の水確保に向けた新たな防災井戸の整備方針」等を取りまとめた報告書を作成し、墨田区へ提出した。これを受けて、平成30年度には墨田区より新たな緑地整備について水活用勉強会にて整備方針等の検討を要望され、緑地整備方針や維持管理について取りまとめ墨田区へ提案した。