公共建築物保全に係る包括的発注者支援
大阪市・市設建築物保全(改修相談・設計業務)業務
概要
老朽化する公共施設の維持保全に係る財政負担や技術者不足、長寿命化に向けた業務の効率的な推進が公共団体共通の課題となってきています。大阪市では関連部局が多岐に渡る公共施設の保全業務を包括的に実施する仕組みを導入され、当社はその一部(北エリア)を3か年契約で受注しています。
当業務では、保全事業の方針決定・予算化の段階から設計まで包括的にコンサルティングするため、発注者には各部署との調整や個別設計業務の発注事務のマンパワーを軽減し効率的に業務を実施できるメリットが生まれています。
■業務対象施設:市営住宅以外の建築物(小・中学校・区役所等の庁舎・区民センター・福祉施設・幼稚園・保育所等)
■業務設計項目:外壁・屋上防水・便所・給排水設備・照明設備・空調設備・昇降機設備・情報設備・ガス設備等
業務の流れ
改修事例
●外壁改修
・老朽化に伴うクラック・欠損等の改修
・耐久性に優れ、意匠性の高い石調吹付仕上げを採用
●便所改修
・躯体改修を伴わない範囲でレイアウト変更を提案
・内装(消臭機能付材料等)
・衛生設備機器(節水型・抗菌)、照明器具(LED化)を更新
●屋上防水改修
・漏水対策として、既設アスファルト防水を存置の上シート防水を採用
●教育施設における各種改修
・教室、給食室、運動場、ブロック塀、給排水設備、受変電設備、
プール、サッシ等の改修