新卒時に不動産販売会社へ入社しその後10年間、新築分譲マンションの販売業務、分譲後の管理業務、リフォーム業務に携わっていました。その後不動産デベロッパー会社に転職し、用地の取得から分譲住宅の企画、開発を自ら行いました。

土地開発から管理業務まで、マンションに関するあらゆる業務を経験したので、一通りの知識は習得していたと思います。

学生時代に海外支援を行うNPO法人の方々と交流があったこともあり、途上国への協力や支援に興味がありました。

自分自身のステップアップのために転職活動を行っていましたが、かつての希望であった海外不動産に携わる仕事を探す中でURリンケージに出会いました。

当社が東南アジアを中心とした都市開発のコンサルティングを行う業務を募集していると聞き、自分が今まで生きてきた不動産業界の知識を海外で活かすことができるのではないかと思い、入社を決意しました。

カンボジアの不動産開発に係るコンサルティング業務を行っています。カンボジアでは、中間層に向けた大規模な都市開発案件があり、カンボジア政府、国土交通省と折衝を重ねながら、現地企業と日系企業のマッチングを進めています。

その他インドネシアの鉄道駅直結型の都市開発に係るコンサルティング業務にも従事しています。

言語の壁や文化の壁などもあり苦労することもありますが、ASEAN諸国の経済成長の礎になる仕事に携わっていると思うと、大変やりがいがあります。

まず感じたことは、社員同士がお互いの経験や人格を尊重する文化があることです。これから成長していく国をどうやってより良くしていこうかと皆が考え、前向きにアイデアを出し合っています。

プロジェクト内で上手くいかないことがあっても誰のせいにすることもなく、「次はどうしようか」と頭を切り替えて進んでいくので、自分もやる気になりますし、活力をもらえます。

仕事の質が高く、意識の高い方が多いので、自分自身も早く追いつけるように日々努力していきたいと思っています。