密集市街地の住民に寄り添う
大局的な視点を持つコンサルタントになりたい
基盤整備部
まちづくり推進支援
不燃化特区における整備推進方策検討
※所属・掲載内容等はすべて取材当時のものです
M.I 2022年4月 新卒入社
住民と一緒に進める密集市街地整備
現在、私は密集市街地の整備に携わっています。老朽化した木造住宅が密集している地域では、地震時等に大規模な火災が広まってしまう可能性があります。それを防ぐために、建物自体の防火性能を高めたり、道路の幅を広げたりといった計画を進めることや、イベントの開催など住民の方と直接お話する機会を設けることで、防災意識を高めることが今の役割です。都市計画のような大きな話では、自分事として捉えることが難しい住民も多くいますが、密集市街地のような比較的規模が小さいまちづくりでは、地域の危険性について問題意識を持っている住民が多く、積極的にまちづくりに参加していただける印象があります。コンサルタントとしては、住民一人ひとりの意見に寄り添えるのが、この業務の魅力だと思います。
先日、まちの防災をテーマとしたまちづくりイベントを開催したのですが、期間中にちょっとしたトラブルがあって私が困っていると、イベントを通じて顔を覚えていただいた住民の方が通りかかって助けていただきました。一緒にまちづくりを進めているなと実感し、やりがいを感じました。
先輩から知識・経験を継承する
密集市街地と一言で言っても、地区によって特性が大きく異なります。
今とは全然違う普通のまちを目指すこともあれば、今の状態を活かして安全性を高めていくこともあります。当社にはいろんな密集市街地を経験してきた先輩がたくさんいるので、今はそういう方から知識を継承して身に付けていっている段階です。
仕事にこだわりがあって、バイタリティあふれる社員が多い会社なので、わからないことがあっても聞きやすく、ひとりで悩むことはありません。社内の雰囲気もとても温かいので過ごしやすいと思います。
お休みも取りやすく、楽しく仕事ができることが何よりありがたいです。
流れの中で全体を見渡すコンサルティング
密集市街地のまちづくりは、単発ではなく、常に流れの中にあります。
これまでの経緯や歴史があって、現状のまちがある。そこでイベントを一回成功させたとしても、それで終わりでは意味がありません。全体を見渡して、未来を見通して、本当に住民のためになるように考えていかないといけません。今はまだ新人なので、上司の指示やアドバイスを受けて動いています。
資料作りにしても、上司からアドバイスをもらわないと納得いくものができていない状況です。今後は、一つひとつ経験を重ねて、大局的に物事を見られるようになりたいと思っています。住民や行政の意向を汲み取りながら、自分なりの方法でまちづくりを手助けしていけるようなコンサルタントになりたいです。
1日のタイムスケジュール
8:30 | 8:45 | 9:45 | 10:00 | 12:00 | 13:00 | 13:15 | 13:30 | 14:30 | 16:00 | ||
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8:30 | 8:45 | 9:45 | 10:00 | 12:00 | 13:00 | 13:15 | 13:30 | 14:30 | 16:00 | 17:30 | 17:30 |
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打合せ (行政) |
昼食 | 移動 | 打合せ資料作成 |
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