現状の調査と技術情報の集積で
人々の暮らしに真摯に向き合うまちづくり

まち・すまい調査部
ドローン空撮
団地等のデータ分析等

私の所属部署は主に団地の調査や情報処理を行う部署で、その業務内容は多岐に渡っています。対象団地の年齢層や居住形態を調査して、今後どのように移り変わっていくかを予測する業務や、ドローンを使って団地を撮影し、温熱環境等のデータを取得・分析する業務、団地のコミュニティスペースの活用方法を提案するイベントの企画・運営、団地設計の変遷や保全技術をまとめた冊子の作成など、入社後２年間でさまざまな業務に携わってきました。

大学院で都市計画を専攻し、将来はたくさんのひとの暮らしに総合的に関われる仕事をしたいと考えていたので、希望通りの仕事をさせてもらっていると感じています。

団地として初めて国の登録有形文化財に登録されたスターハウスの志を継承した新しい暮らしを模索するため、リノベーションのアイデアを募るコンペティションを開催しました。ご応募いただいた設計案を審査に向けて整理する業務や審査が円滑に進むように補助を行う業務に携わる中でたくさんの新しい暮らしに関する議論に触れました。

テレワークの普及など住宅の在り方が変化しつつある中で、これからの時代に合った集合住宅での暮らしとは何かを考えるいいきっかけになりました。

URリンケージは総合的なまちづくり・すまいづくり支援企業を目指しているので、社内にあらゆる分野の専門知識を持っている方がいます。今まで社内で関わってきた人たちは皆さんとても親切で、話を聞くととても丁寧に教えていただけます。風通しが良く、コミュニケーションが取りやすい環境というのは当社の魅力です。同期だけでも各々が様々な技術部門の部署に配属されているので同期の話を聞くだけでも興味深く、勉強になります。

私はまだ建設コンサルタントとして知識を蓄えている段階ですが、将来は自分の知識と経験を十分に活用し、よりたくさんの人々の暮らしに寄り添ったまちづくりに貢献していきたいと考えています。