島根県の隠岐諸島に祖父母の家があり、訪れる度に島の現状や将来が気になっていたという思い出や、近所の緑豊かな道路に高速道路が建設されることに疑問を覚えた経験から、地域の環境について関心を持っていました。

大学院では、いわゆる「過疎地域」の維持や活性化をテーマに研究していました。大学院修了後は東京にある市街地再開発事業のコンサルタント会社に勤務し、都心周辺の市街地再開発事業をいくつか担当しました。

地元が関西ということもあり、地方の研究やこれまでの業務で培った知識や経験を、いつかは関西のまちづくりで活かしてみたいと思うようになりました。その思いを大学・大学院でお世話になった指導教官に伝えたところ、当社を紹介されました。

西日本エリアでも数多く事業を展開し、「総合的なまちづくり企業」を謳う姿勢に共感し、私のやりたいことに通じるのではないかと考え、入社を決めました。実際に入社してみると、クライアントは行政や民間企業など多様で、幅広い業務を若いうちから任せてもらえることに驚きました。

現在は主に２つの業務を担当しています。

１つ目は、市街地再開発事業の初期段階の業務です。都市計画決定前の構想段階の仕事で、まちの将来像を行政や民間事業者、地権者の方々と協議し検討していきます。

２つ目は、市街地再開発事業で実際に出来上がるビルの権利関係等を調整するといった、具体的な計画を立てる業務です。まちづくりの構想段階から、その構想を具現化していく計画まで、多種多様な業務を経験できるのは、まさに当社ならではの魅力でもあります。
また、自分が育った地域の活性化に貢献できることに大変やりがいを感じています。

※フレックスタイム制度を利用して、朝は子どもの送り等をしてから出社します。

※フレックスタイム制度を利用して、朝は子どもの送り等をしてから出社します。

現在所属している部署は、風通しがよく、業務に集中して取り組める環境が整っています。また、ワークライフバランスがとれているので、普段の業務に加えて、まちづくりに関する研究や育児等、自分の時間を有効に活用することができます。

現在、まちづくりに関連する研究会に所属し、関西の地場産業を掘り起こす活動を他社の方々とも関係を深めながら積極的に行っています。関西には個性豊かなおもしろいまちが多く、そのような場所をもっと多くの人に知ってもらい盛り上げていきたいです。

研究会やこれまでの業務で培った知識や経験を活かし、これからも関西のまちづくりに貢献したいと考えています。