ダイナミックなプロジェクトに関わる喜び
広く深い経験を糧に一人前の技術者を目指す

西日本支社 総合支援第二部
「うめきたプロジェクト」における技術支援
行政機関等との調整

高専では、土木工学を専攻しており、コンクリートや土質、構造、都市計画など、土木に関する全般を学んでいました。その中でまちの課題を見つけて分析し、問題解決のための方策を立案する講義を受けて、まちづくりのおもしろさを知りました。
まちを支える都市基盤施設を守り、そこで暮らす人々の思いに寄り添い、その思いを具現化していくまちづくりに魅力を感じていました。

就職活動をしている中で、まちづくりに関する最初の企画から最後の維持管理まで幅広く手掛けている当社を知り、ここでなら幅広い業務に携わって、自分のやりたいことや得意分野が見つけられると思い、入社を決めました。

現在はURが実施している「うめきたプロジェクト」の技術支援に携わっています。
大阪駅周辺に、新たなまちづくりとして防災公園や新駅を設置したり、道路やインフラを整備するなど、関西でも最も注目されている大規模な再開発プロジェクトの一つです。

その中で、私は特に基盤整備に関わる支援業務に従事しています。大阪市や鉄道会社、不動産会社、建設会社など関係者の方々との調整に必要な協議・検討資料の作成が主な仕事です。会議に出席した際に、多くの関係者が私の作った資料を見ながら協議しているのを見ると、大きなプロジェクトの一端を担っていると実感できます。
また、部分的な工事展開の資料を作成し、実際にその工事が問題なく円滑に進行しているのを目にするとうれしいですね。大変なこともありますが、多くの人々が活動するまちに進化をもたらすダイナミックな仕事に携わることのやりがいや楽しさを感じています。

コロナ禍の最中に入社したため、当初は会社に馴染めるか不安もありました。仕事をする上で、わからないことがわからない状況の中、上司がやさしくフォローしてくれたおかげで、すぐに仕事の内容を理解でき、集中して取り組むことができました。当社は穏やかで親身に相談に乗ってくれる方が多くて働きやすい会社だと思います。

今後の目標は、一人前の技術者になることです。今は外部との調整も上司を介して行っていますが、自分で主体的に行動し、社内や社外からも頼られる存在になりたいです。豊富な経験を持つ先輩方から業務に関する知識や技術を吸収しながら、技術士などの資格も積極的に取得を目指し、専門的な技術を磨いていきたいです。誰にも負けない強みを身につけ、広く深く経験を積んでいきたいですね。