M.W

前職はマンションデベロッパーに勤務し、主に財務等の内勤職に従事していました。しかし、社会人大学院での学びを経て、より公共性の高い「まちづくり」に携わりたいと思い、大学院の先輩であった当社の方から今の部署をご紹介頂きました。この会社であれば自分の希望が叶えられると考え、入社しました。

老朽化した分譲マンションや大規模団地の建替え事業に従事しています。管理組合様の建替え検討をコンサルタントとして支援し、建替えが決まった際には、デベロッパーと共に新しいマンションの開発事業者として建物の竣工にまで携わります。

建替え事業には、「地元の皆様との合意形成」「行政との協議」「事業採算性の検討」など“まちづくり”の粋が詰まっていると思いながら、業務に取り組んでいます。

建替え事業は、検討開始から竣工まで数年に渡ります。ですので、今は自分が担当する案件の竣工を見届けるべく、引き続き業務に従事したいです。

いつかは、自身の関わる事業を通じて、老朽化した団地や耐震性能の不足するマンションの建替え促進につながる法改正等を実現させてみたいと考えています。

老若男女がバランス良く集まれる「まち」が理想だと考えます。老朽化した団地等に行くと、多くのご高齢の方が日々の暮らしに不安を抱えておられます。他方、急ごしらえの開発では若い世代のみが急増し、彼らが働きに出る昼間の「まち」は空洞化しがちです。

自分の住む「まち」も、適度な開発と維持改修とを組み合わせて機能更新を図りながら、昔からの住民と新しい住民とが混ざり合って発展してもらいたいと思っています。